日本歴史地名大系 「杉館村」の解説
杉館村
すぎだてむら
集落南端で
正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の平賀郡の新田に高一一一二・四石とある。「津軽信政公事績」によれば、天和三年(一六八三)「杉館村之内六羽川掘替」とある。貞享四年(一六八七)の検地帳に村高五四八・三一一石、うち田方四九町九反八畝八歩、四七二・八三九石、畑方一五町六反八畝二歩、七五・四七二石とあり、ほかに見取場畑三反、村中抱えの畑五反八畝二〇歩、漆木二五五本、空地二反三畝、永荒田七畝、八幡社地二ヵ所があり、屋敷持百姓一九名。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報