材武(読み)ざいぶ

精選版 日本国語大辞典 「材武」の意味・読み・例文・類語

ざい‐ぶ【材武】

〘名〙 才幹武勇才能があり、武勇のあること。あるいは、武術にすぐれていること。また、その人。
※徂徠集(1735‐40)一二・記昌俊襲義経第「亦皆嘖嘖称其材武已」 〔史記‐韓王信伝〕

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普及版 字通 「材武」の読み・字形・画数・意味

【材武】さいぶ

才能と武勇がある。〔史記、韓信伝〕上(しやう)、韓信の材武なる~を以て、廼(すなは)ち詔して韓王信を徙(うつ)して太原に王とし、以て北のかた胡を禦(ふせ)ぐに備へ、晉陽にせしむ。

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