… (1)能島流 野島流とも書く。紀州藩の能島水軍の伝統をひくといわれ,南北朝時代に村上義弘が海賊流として創設,のち能島流となり,名井家,多田家に伝わった。平体と巻足(まきあし)の立体を主とする簡素厳格な泳ぎである。…
…平安時代末期,大島には醍醐寺領大島荘が置かれ,町域はその〈吉浦方〉であった。中世には村上水軍の根拠地で,亀老山の隈ヶ岳城をはじめ多数の城跡があり,亀老山麓の高竜寺は南朝方として活躍した村上義弘の菩提寺とされる。津倉湾奥の幸(さいわい)新田は1697年(元禄10)に完成した干拓地で,島内の穀倉地帯であり,現在は町の中心地となっている。…
※「村上義弘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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