村井昌弘(読み)むらい まさひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村井昌弘」の解説

村井昌弘 むらい-まさひろ

1693-1759 江戸時代中期の兵法家,測量家。
元禄(げんろく)6年生まれ。伊勢(いせ)(三重県)の人。安濃津(あのつ)で兵学塾の神武(しんぶ)館をひらき,のち江戸で島原侯につかえた。祖父昌躬が小林義信から伝授された測量術伝書を整理し,享保(きょうほう)17年「量地指南」として公刊した。宝暦9年7月20日死去。67歳。通称大輔。号は蘇道。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android