村山半牧(読み)むらやま はんぼく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村山半牧」の解説

村山半牧 むらやま-はんぼく

1828-1868 幕末画家
文政11年生まれ。越後(えちご)(新潟県)三条の人。長谷川嵐渓(らんけい)に文人画をまなび,長崎にも遊学。京都で藤本鉄石(てっせき)らとまじわり,尊攘(そんじょう)運動にかかわる。戊辰(ぼしん)戦争の際,長岡藩兵に追及され,慶応4年6月14日郷里の山中自殺。41歳。名は椒。字(あざな)は其馨。通称は秀一郎。別号に荷汀。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android