20世紀日本人名事典 「村田久造」の解説 村田 久造ムラタ キュウゾウ 昭和・平成期の盆栽家 九霞園(造園)主。 生年明治35(1902)年6月23日 没年平成3(1991)年9月6日 出生地岐阜県高山市 学歴〔年〕慶応義塾大学経済学部中退 経歴慶応を病気のため中退して、大宮の盆栽村に九霞園を設立。昭和初年、皇居の盆栽の出入り作業盆栽家グループのリーダーを務め、戦後は日本盆栽組合の組合長も務めた。昭和9年、三重の盆栽コレクターの笹野長拮氏が秘蔵の五葉松「君が代松」を、皇太子誕生記念に宮中に献上した際に仲介の労をとり、この木が病んだ31年7月、55歳の夏には名木の恢生のため寝食を忘れ苦闘した。松は遂に枯死、笹野氏も翌32年他界した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村田久造」の解説 村田久造 むらた-きゅうぞう 1902-1991 昭和-平成時代の盆栽作家。明治35年6月23日生まれ。病気で慶大を中退。昭和2年埼玉県大宮の盆栽村にはいり,九霞(きゅうか)園をひらく。皇居の盆栽手入れグループのリーダーとしておおくの名品を手がける。盆栽用具の改良,開発などでも知られ,著作「盆栽の四季」は英訳本も出版された。平成3年9月6日死去。89歳。岐阜県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
367日誕生日大事典 「村田久造」の解説 村田 久造 (むらた きゅうぞう) 生年月日:1902年6月23日昭和時代;平成時代の盆栽作家。九霞園(造園)主1991年没 出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報 Sponserd by