条里集落(読み)じょうりしゅうらく

精選版 日本国語大辞典 「条里集落」の意味・読み・例文・類語

じょうり‐しゅうらくデウリシフラク【条里集落】

  1. 〘 名詞 〙 耕地条里制によって区画されたときにできた集落

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

百科事典マイペディア 「条里集落」の意味・わかりやすい解説

条里集落【じょうりしゅうらく】

条里制と密接に関連して生まれた日本最古の計画集落。区画に制約されて発達し,形態方形または長方形で,地図上では畦道(あぜみち),灌漑(かんがい)路,境界などが直交して現れる。奈良盆地に典型的な例がみられ,近畿を中心に西南日本に多く,東海北陸関東にも分布する。平野部の水田地帯に多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android