杭城跡(読み)くいじようあと

日本歴史地名大系 「杭城跡」の解説

杭城跡
くいじようあと

[現在地名]泉市西田中

七北田ななきた川の支流田中たなか川をさかのぼった最奥部、宮城郡宮城町との境である白木しらき峠の分水嶺から東に延びた丘陵の一支脈杭城山にある。標高東端が一六〇メートル、西方高所が二四五メートル、東西八〇〇メートル、南北四〇〇メートル、面積三〇ヘクタールの地に、少なくとも九ヵ所の平場、五ヵ所の曲輪や土塁・堀切が構築されている。城は遺構の配置から東・中央・西の三つに分けられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android