精選版 日本国語大辞典 「杯台」の意味・読み・例文・類語 さかずき‐だいさかづき‥【杯台】 〘 名詞 〙① 杯を載せて、客に酒をすすめる台。円形で、底に高台(こうだい)をつけたものや、四角形で掛け盤のようなものなどがある。杯の台。杯台①〈花街漫録〉[初出の実例]「御坏台二。〈藤花台盃十居、絵歌心、嶋一十度入絵歌之心〉」(出典:看聞御記‐永享七年(1435)三月一一日)② 花鳥、山水、人形などの作り物を飾った島台などに、杯をすえたもの。結婚などの祝儀や、ひな人形の調度などに多く用いられる。杯の台。[初出の実例]「七献風流盃台 布袋人形等有二操物一」(出典:実隆公記‐文亀二年(1502)八月一七日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例