共同通信ニュース用語解説 「東京消防庁の原発放水」の解説
東京消防庁の原発放水
2011年3月の東京電力福島第1原発事故では3号機の使用済み燃料プールが干上がり、燃料中の放射性物質が大量に拡散する危機に陥った。総務省消防庁長官から要請を受けた東京消防庁は18日未明、第1次隊として139人を派遣。19日未明、ハイパーレスキュー隊を中心とした部隊が高所に対応できる「屈折放水塔車」で放水に成功した。その後、大阪市消防局など他の自治体の消防機関も加わり、計5回の放水で総量は4千トン超に上った。3号機に対しては、自衛隊や警視庁なども放水活動を行った。
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