東任田村(読み)ひがしとうだむら

日本歴史地名大系 「東任田村」の解説

東任田村
ひがしとうだむら

[現在地名]寺井町東任田

吉光よしみつ村の西、手取川扇状地に位置し、北陸街道が通る。西に西任田村(現根上町)があり、ともに中世には郡家ぐんけ任田郷に含まれた(根上町の→任田郷。伝えでは安永元年(一七七二)に任田集落の中央で大火があり、それを機に二村に分れたという。しかしすでに正保郷帳には東西二村が別々に高付されているので、それ以前に分れたとみるのが妥当であろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android