東大谷経塚遺跡(読み)ひがしおおたにきようづかいせき

日本歴史地名大系 「東大谷経塚遺跡」の解説

東大谷経塚遺跡
ひがしおおたにきようづかいせき

[現在地名]清水町東大谷

有田川の西岸、標高二五八メートルの丘陵頂部にあり、対岸二川ふたかわ集落を望む。経塚遺跡は宝篋印塔の基壇内に埋納されているもので、県指定史跡。宝篋印塔は和泉砂岩で造られたもので、現状総高六九センチ。九輪は欠損。基壇部は長方形の切石を組合せたもので、長辺二・二メートル、短辺一・二メートル、高さ六二センチ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android