日本歴史地名大系 「東寺山村」の解説 東寺山村ひがしてらやまむら 千葉県:千葉市若葉区東寺山村[現在地名]若葉区東寺山町・みつわ台(みつわだい)一―三丁目、中央(ちゆうおう)区東千葉(ひがしちば)二―三丁目殿台(とのだい)村の南東、六方(ろつぽう)野の南にある。西寺山村ともと一村であり、応永一七年(一四一〇)の香取造営料足納帳(静嘉堂文庫)に木内五郎左衛門入道殿分として寺山とみえ、四反半の田地があり、分銭は一一三文。同じく寺山新兵衛入道殿分の一丁六反余・分銭八一〇文の田があった。「千学集抜粋」によると、天文一六年(一五四七)千葉妙見宮(現中央区千葉神社)の再建に木材を調達、「東のくうりやう一丁ハ東寺山にてきる(中略)すミ木は田へたのおちい山にて二丁きる、一丁は東寺山の宮山にてきる」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報