東山北遺跡(読み)ひがしやまきたいせき

日本歴史地名大系 「東山北遺跡」の解説

東山北遺跡
ひがしやまきたいせき

[現在地名]中道町下向山 東山

甲府盆地の南東部に位置する曾根そね丘陵の一部、東山丘陵の北側先端にある。旧石器時代から縄文時代前期、弥生時代後期、古墳時代の遺跡であるが、弥生時代後期の集落と古墳時代前期の低墳丘墓が特徴である。弥生時代の集落からは住居跡が二七軒、土坑・溝、土器焼成遺構などが発見されている。住居群は台地の北側平坦面を環状に占地し、集落の南側に、土器を焼いたと思われる長方形の皿状土坑が検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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