東嶺円慈(読み)とうれい えんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東嶺円慈」の解説

東嶺円慈 とうれい-えんじ

1721-1792 江戸時代中期の僧。
享保(きょうほう)6年4月14日生まれ。臨済(りんざい)宗。日向(ひゅうが)大光寺の古月禅材(こげつ-ぜんざい),ついで駿河(するが)松蔭寺白隠慧鶴(はくいん-えかく)に師事し,その法をつぐ。宝暦10年伊豆(いず)三島竜沢寺をひらいた。寛政4年閏(うるう)2月7日死去。72歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。俗姓中村諡号(しごう)は仏護神照禅師。著作に「宗門無尽灯論」「快馬鞭」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android