日本歴史地名大系 「東慈寺」の解説 東慈寺とうじじ 岩手県:岩手郡西根町田頭村東慈寺[現在地名]西根町田頭 薬師田頭(でんどう)城跡の館(たて)山南麓に位置し、法量山と号し、曹洞宗、本尊釈迦如来。寺伝によれば、開基は田頭城主田頭右衛門直祐の奥方(法量院殿松岩鶴公大禅定尼)で、直祐の菩提を弔うため慶長年間(一五九六―一六一五)堂宇を建立。万治年間(一六五八―六一)報恩(ほうおん)寺(現盛岡市)九世蘭翁嫩芝が再興。開基の法号をとって山号とし、寺号を東慈寺とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by