東沢田村(読み)ひがしさわだむら

日本歴史地名大系 「東沢田村」の解説

東沢田村
ひがしさわだむら

[現在地名]沼津市東沢田・沼北町ぬまきたちよう一丁目・若葉町わかばちよう駿河台するがだい高砂町たかさごちよう本田町ほんたまち

愛鷹あしたか山の南麓、新中しんなか川上流中沢なかざわ川の左岸に位置する。東は東熊堂ひがしくまんどう村、西は中沢田村、南は沼津町のほん町。村内を根方ねがた街道が東西に通る。中世には沢田郷のうちで、近世初めには中沢田村・西沢田村一村で沢田村といったが、のちに分村した。元禄一一年(一六九八)旗本秋山領となったが、安永六年(一七七七)沼津藩領となる(国立史料館本元禄郷帳・「寛政重修諸家譜」「日記要録」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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