デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東沼周曮」の解説 東沼周曮 とうしょう-しゅうがん 1391-1462 室町時代の僧。明徳2=元中8年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の人。臨済(りんざい)宗。建仁(けんにん)寺の遊叟周芸(ゆうそう-しゅうげい)の法をつぐ。惟肖得巌(いしょう-とくがん)らに詩文をまなび,「荘子」にくわしかった。建仁寺住持をへて文安4年相国寺住持。寛正(かんしょう)3年1月2日死去。72歳。別号に祥光老子,留月道人。著作に「流水集」,語録に「東沼和尚語録」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例