東洋允澎(読み)とうよう いんぽう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東洋允澎」の解説

東洋允澎 とうよう-いんぽう

?-1454 室町時代の僧。
臨済(りんざい)宗。絶海中津(ぜっかい-ちゅうしん)の法をつぎ,京都天竜寺の住持となる。室町幕府の遣明(けんみん)正使として享徳2年中国にわたる。任務をはたし,帰国途中の享徳3年5月21日(一説に12月28日)病死。同行した笑雲瑞訢(しょううん-ずいきん)による「允澎入唐(にっとう)記」がのこる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android