東結村(読み)ひがしむすぶむら

日本歴史地名大系 「東結村」の解説

東結村
ひがしむすぶむら

[現在地名]安八町東結

墨俣すのまた輪中の中央に位置し西は西結村。近世初頭に結の地が東西に分村したと考えられる。当村は上結・下結・結入方むすぶいりかたに分れていた(新撰美濃志)。村の北端を美濃路が東西に走る。慶長郷帳に村名がみえ村高一千二三〇石、元和二年(一六一六)の村高領知改帳では「東むすふ村」とみえ松平忠良(大垣藩)領、以後大垣藩領で、幕末に至る。正保郷帳では田高一千三七石余・畑高三六八石余。明治大学刑事博物館本元禄郷帳には当村の内として結上村(かつては結入方村)・結下村が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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