東薦野村(読み)ひがしこものむら

日本歴史地名大系 「東薦野村」の解説

東薦野村
ひがしこものむら

[現在地名]菰野町菰野

ふく村の西にあり、村の西半分は陣屋を中心とする陣屋町を形造る。西方中薦野村西薦野村とともに薦野三郷を形成し、その中心的な位置にあった。天保一五年(一八四四)家中を除く戸数は一二五、人数七五三(男三七五・女三七八)。このうち僧侶一二、領主召抱者一五、職人三七、商人八、他二九。村高のうち八九石余は領主屋敷・家中屋敷として高引となっている(「江州石原宿より助郷差村ニ付諸事記」菰野財産区区有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む