デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東西庵南北」の解説 東西庵南北 とうざいあん-なんぼく ?-1827 江戸時代後期の戯作(げさく)者。江戸の人。文化-文政のころ合巻本を多数あらわす。本業は版木師。浮世絵,狂歌にもすぐれ,五側(ごがわ)(石川雅望(まさもち)社中)の判者もつとめた。文政10年7月死去。六十余歳。姓は朝倉。通称は力蔵,藤八。狂名は吾妻楼手前。別号に葛飾偶人,梅山人南北。作品に「復讐源吾良鮒魚(かたきうちげんごろうぶな)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例