東郷実(読み)トウゴウ ミノル

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「東郷実」の解説

東郷 実
トウゴウ ミノル


肩書
衆院議員(自由党)

生年月日
明治14年11月12日

出生地
鹿児島県

学歴
札幌農学校本科〔明治38年〕卒

学位
農学博士〔大正8年〕

経歴
ベルリン大学に留学、帰国後明治39年台湾総督府技師、大正8年養蚕所所長、10年総督官官房調査課長などを務めた。大正13年以来鹿児島2区から衆院議員に当選8回。政友会に属し、犬養毅内閣の逓信参与官、斎藤実内閣の文部政務次官となり、政友会総務、政調会長、同中島派幹事長などを務めた。また東京商大、日本、東洋各大講師、小作調査会委員、戦時中は翼政会総務、同代議士会長などを歴任した。戦後公職追放、解除後の昭和27年衆院議員に返り咲き自由党総務となった。著書に「日本植民論」。

没年月日
昭和34年7月31日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「東郷実」の解説

東郷 実
トウゴウ ミノル

大正・昭和期の農学者 衆院議員(自由党)。



生年
明治14(1881)年11月12日

没年
昭和34(1959)年7月31日

出生地
鹿児島県

学歴〔年〕
札幌農学校本科〔明治38年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔大正8年〕

経歴
ベルリン大学に留学、帰国後明治39年台湾総督府技師、大正8年養蚕所所長、10年総督官官房調査課長などを務めた。大正13年以来鹿児島2区から衆院議員に当選8回。政友会に属し、犬養毅内閣の逓信参与官、斎藤実内閣の文部政務次官となり、政友会総務、政調会長、同中島派幹事長などを務めた。また東京商大、日本、東洋各大講師、小作調査会委員、戦時中は翼政会総務、同代議士会長などを歴任した。戦後公職追放、解除後の昭和27年衆院議員に返り咲き自由党総務となった。著書に「日本植民論」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東郷実」の解説

東郷実 とうごう-みのる

1881-1959 大正-昭和時代政治家
明治14年11月12日生まれ。ベルリン大に留学後,台湾総督府につとめる。大正13年から衆議院議員に連続当選8回(政友会)。農業植民論が専門で,東京商大(現一橋大)の講師。戦後,衆議院議員1期。昭和34年7月31日死去。77歳。鹿児島県出身。札幌農学校(現北大)卒。著作に「日本植民論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「東郷実」の解説

東郷 実 (とうごう みのる)

生年月日:1881年11月12日
大正時代;昭和時代の農学者;政治家。衆議院議員
1959年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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