東金砂神社(読み)ひがしかなさじんじや

日本歴史地名大系 「東金砂神社」の解説

東金砂神社
ひがしかなさじんじや

[現在地名]水府村天下野

東金砂山(四八〇メートル)の頂上に鎮座。祭神大国主命・少彦名命。旧郷社で常陸二十一社の一。明治維新前は東金砂大権現と称し、東清とうせい寺の管理下にあった。

縁起(「水府村史」所収)によると、大同元年(八〇六)平城天皇の勅願により宝珠が社殿を造営し、日吉ひえ神社(山王権現)の祭神の分霊を祀り、国家安泰と五穀豊穣の祈願所とし、同二年坂上田村麻呂が奥羽出兵の際に多宝塔を建て祈願。嘉祥二年(八四九)慈覚大師比叡山の二一社の末社を移し祀り、さらに羅漢堂を建てて十六羅漢を安置したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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