日本歴史地名大系 「東院村」の解説 東院村といむら 大分県:大分市旧大分町地区東院村[現在地名]大分市東院・東野台(とうのだい)一―三丁目賀来(かく)川の右岸、野田(のだ)台地の北西端に位置する。東隣の賀来村餅田(もちだ)を通って西行する府内・日田往還が当村、古野(ふるの)村(現挟間町)を経て森(もり)町(現玖珠町)に向かう。現神戸市竹田家所蔵六地蔵幢の永禄四年(一五六一)の年紀をもつ銘文に「阿南庄東院村住平朝臣盛幸」とみえる。正保郷帳に村名がみえ田高三五七石余・畑高一三五石余、賀来庄に属した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報