日本歴史地名大系 「東雲神社」の解説 東雲神社しののめじんじや 愛媛県:松山市松山城下杉谷町東雲神社[現在地名]松山市丸之内松山城郭のある勝(かつ)山(城山)の東側中腹の小高い所にあり、もと杉谷(すぎたに)町に属した。松山一一代藩主松平定通が同家の祖松平定勝(徳川家康の異父弟)の霊を祀るために、文政六年(一八二三)一二月に仮殿を造営したのに始まる。菅原道真・天穂日命を合祀し、天保一一年(一八四〇)に本殿が落成した(松山叢談)。昭和二〇年(一九四五)戦災により社殿を焼失したが、同四八年復興工事を完了し、松山大神宮を合祀した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by