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杵築城 きつきじょう

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日本の城がわかる事典の解説

きつきじょう【杵築城】

大分県杵築市杵築にあった連郭式の平山城(ひらやまじろ)で、室町時代初期に大友一族の木付頼直(よりなお)により八坂川の河口にある台山(だいやま)の上に築城された。台山は、北を高山川、東を守江湾(もりえわん)に囲まれた天然の要害で、台山は空堀によって4区画に区切られていた。当初、山頂に主郭部が設けられていたが、慶長年間(1596~1619年)初めの震災と暴風雨で天守などが損壊、台山北麓に居館が移された。1645年(正保2)以降、松平氏によって山上の郭群は廃止された。戦国時代には大友氏と島津氏の戦いの舞台となった。江戸時代には杵築藩の藩庁が置かれていた。現在、城跡は城山公園として整備され、山上の天守台跡には博物館と展望台を兼ねた模擬天守が建てられている。JR日豊本線杵築駅から杵築バスターミナル行きバス12分で終点下車、徒歩約10分。

出典|講談社
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