松前公広 まつまえ-きんひろ
1598-1641 江戸時代前期の大名。
慶長3年生まれ。松前盛広(もりひろ)の長男。祖父慶広(よしひろ)のあと,元和(げんな)3年蝦夷(えぞ)地(北海道)松前藩主2代となる。砂金場の開発,近江(おうみ)商人の受け入れなど藩財政の確立につとめた。寛永18年7月8日死去。44歳。初名は茂広(しげひろ),のち武広(たけひろ)。通称は甚五郎。名は「きみひろ」ともよむ。
【格言など】来し道も帰る道にもただ独りのこる姿は草の葉の露(辞世)
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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