松平忠弘(読み)まつだいら ただひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠弘」の解説

松平忠弘 まつだいら-ただひろ

1631-1700 江戸時代前期の大名
寛永8年生まれ。松平忠明(ただあきら)の長男。寛永21年播磨(はりま)姫路藩主松平(奥平)家2代となる。弟清道(きよみち)に3万石を分与出羽(でわ)山形,下野(しもつけ)宇都宮,陸奥(むつ)白河とうつる。元禄(げんろく)5年家臣騒擾(そうじょう),藩政不行き届きのため領地を没収され,5万石を減じられて山形10万石に再封(さいほう)された。元禄13年5月16日死去。70歳。初名は清良(きよよし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android