松木家(読み)まつきけ

世界大百科事典 第2版の解説

まつきけ【松木家】

(1)堂上公家の松木氏。藤原北家中御門家の宗家。中御門家は藤原道長の二子頼宗の孫宗俊を祖とする。宗俊の長子宗忠は右大臣,孫宗能は内大臣にのぼり,宗忠は《中右記》という院政期の貴重な日記を残している。室町時代にいたり松木を称し,楽道,笙の家として朝廷に仕えた。公家としての家格は羽林家(うりんけ)で,大納言を極官とし,江戸時代には家禄441石を給された。宗有のときに明治維新となり,1884年の華族令制定に際し伯爵を授けられた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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