松本一指(読み)まつもと いっし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本一指」の解説

松本一指 まつもと-いっし

1586-1660 江戸時代前期の槍術(そうじゅつ)家。
天正(てんしょう)14年生まれ。父はもと佐々成政家臣松本森重。佐渡(新潟県)の槙野久兵衛茂俊に日本覚天(かくてん)流をまなび,沢庵宗彭(たくあん-そうほう)に伝書を作成してもらい一指流をたてた。寛永15年出雲(いずも)松江藩主松平直政(なおまさ)につかえた。万治(まんじ)3年9月5日死去。75歳。越後(えちご)(新潟県)出身。名は定好,利直。通称は覚左衛門,理左衛門,長門守(ながとのかみ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む