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松本安親 まつもと やすちか

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松本安親 まつもと-やすちか

1749-1810 江戸時代中期-後期の治水家。
寛延2年生まれ。江戸でまなび,各地の幕府直営の治水土木工事に従事。寛政元年郷里の伊勢(いせ)三重郡にかえり,岩田川の浚渫(しゅんせつ)にたずさわり,4年より奄芸(あんき)郡の荒地の治水と開墾をおこなう。津藩はこの地を松本崎(まつほざき)と命名し,安親を庄屋に任じた。文化7年3月25日死去。62歳。通称は宗十郎。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

松本安親

没年:文化7.3.25(1810.4.28)
生年:寛延1(1748)
江戸後期,伊勢国(三重県)津の郷士で土木開発者。通称宗十郎。同国三重郡松本村(四日市市)出身。江戸で水利土木を学び幕府直営の土木事業に従事。寛政1(1789)年郷里に戻り,津藩の命で岩田川浚渫工事を完成。そのときの経験から同4年藩の許可を得て安濃・志登茂両川河口間の低湿地に私財を投じて堤防を築いて両川を分流させ,3年余で5ha余の新田を造成し,10年後にはさらに約14haを完成し,藩は開発者名にちなんで松本崎と命名した。また上津部田村の悪地8ha余を良田に改良,松宗垣内と称し,帯刀御免となり,庄屋に任じられた。<参考文献>『津市史』1巻,浅野松洞『三重先賢伝』

(杉本嘉八)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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