デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本安親」の解説 松本安親 まつもと-やすちか 1749-1810 江戸時代中期-後期の治水家。寛延2年生まれ。江戸でまなび,各地の幕府直営の治水土木工事に従事。寛政元年郷里の伊勢(いせ)三重郡にかえり,岩田川の浚渫(しゅんせつ)にたずさわり,4年より奄芸(あんき)郡の荒地の治水と開墾をおこなう。津藩はこの地を松本崎(まつほざき)と命名し,安親を庄屋に任じた。文化7年3月25日死去。62歳。通称は宗十郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by