松本浦・石場(読み)まつもとうら・いしば

日本歴史地名大系 「松本浦・石場」の解説

松本浦・石場
まつもとうら・いしば

[現在地名]大津市松本二丁目・石場など

江戸時代に琵琶湖岸に置かれた松本地先の船着場は石場というが、漁の船を着ける湊として文献上は石場を含めて松本浦・松本浜とみえる。古来の打出(うちで)浜を含む一帯で、近江名所図会などには湖中に突出した石垣組の船着場が描かれる。石場の名は当地に石工が集住し、湖の諸浦からの石積船が着岸したことに由来するという。慶安四年丸船改帳に大津のうち松本船二三艘とあるので大津船のうちとして把握されていたことがわかる。「淡海録」では五〇石積以下の丸船二〇艘、一艘。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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