松田黄牛(読み)まつだ こうぎゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松田黄牛」の解説

松田黄牛 まつだ-こうぎゅう

1761-1853 江戸時代後期の儒者
宝暦11年7月生まれ。信濃(しなの)(長野県)伊那郡新町村の出身坂本天山易学をまなび,文政元年高遠藩に儒員としてつかえた。のち郷里にかえり,医業のかたわら家塾をひらいた。嘉永(かえい)6年8月12日死去。93歳。名は文成。字(あざな)は三就,永安著作に「黄牛子」「周易玉契」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android