デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板倉勝尚」の解説
板倉勝尚(1) いたくら-かつなお
天明5年生まれ。備中(びっちゅう)(岡山県)松山藩主板倉勝政の次男。板倉勝意(かつおき)の養子。文化2年上野(こうずけ)(群馬県)安中藩主板倉家第2次4代となる。藩校造士館を設立。奏者番(そうじゃばん)をつとめた。文政3年8月26日死去。36歳。号は綽山(しゃくざん),裕山堂,白雲山人。名は「かつひさ」ともよむ。著作に「綽山吟草」「水雲問答」。
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...