デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板倉勝尚」の解説 板倉勝尚(1) いたくら-かつなお 1785-1820 江戸時代後期の大名。天明5年生まれ。備中(びっちゅう)(岡山県)松山藩主板倉勝政の次男。板倉勝意(かつおき)の養子。文化2年上野(こうずけ)(群馬県)安中藩主板倉家第2次4代となる。藩校造士館を設立。奏者番(そうじゃばん)をつとめた。文政3年8月26日死去。36歳。号は綽山(しゃくざん),裕山堂,白雲山人。名は「かつひさ」ともよむ。著作に「綽山吟草」「水雲問答」。 板倉勝尚 いたくら-かつひさ 1851-1924 幕末の大名。嘉永(かえい)4年3月21日生まれ。板倉勝顕(かつてる)の長男。慶応2年陸奥(むつ)福島藩主板倉家11代となる。就任直後に世直し一揆(いっき)がおこる。戊辰(ぼしん)戦争では奥羽越列藩同盟にくわわったが敗北し,2000石減で国替えを命ぜられ隠居した。大正13年11月20日死去。74歳。前名は勝巳(かつみ)。号は容園。名は「かつなお」ともよむ。 板倉勝尚(2) いたくら-かつなお ⇒板倉勝尚(いたくら-かつひさ) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by