林静一(読み)ハヤシセイイチ

デジタル大辞泉 「林静一」の意味・読み・例文・類語

はやし‐せいいち【林静一】

[1945~ ]漫画家イラストレーター満州の生まれ。日本的な叙情をたたえた繊細な画風人気を集める。イラストアニメーション・テレビコマーシャル制作でも活躍代表作は、漫画「赤色エレジー」、絵本ねこのしゃしんかん」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林静一」の解説

林静一 はやし-せいいち

1945- 昭和後期-平成時代の漫画家,イラストレーター。
昭和20年3月7日満州(中国東北部)営口生まれ。37年東映動画にはいり,アニメーション映画を製作。42年「ガロ」に漫画家としてデビューし,45年「赤色エレジー」で注目をあびる。イラストや自作アニメーションも多数発表。テレビコマーシャルの制作でも活躍し,「ロッテ小梅」が50年ベネチア映画祭で銅賞。59年絵本「ねこのしゃしんかん」(文・森山京)でボローニャ国際児童図書展エルバ特別賞。

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