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柳沢騒動物 やなぎさわそうどうもの

世界大百科事典 第2版の解説

やなぎさわそうどうもの【柳沢騒動物】

歌舞伎の一系統。柳沢騒動材料にした作品群をいう。柳沢吉保は,小身者から将軍徳川綱吉の寵愛(ちようあい)を得て大大名に出世したが,実録本の《護国女太平記》は吉保を野望をもつ悪人として描き,講釈ではお家騒動風に脚色して語られた。歌舞伎の作品はこれらを材料にして作られた。最初は1793年(寛政5)1月大坂中の芝居の辰岡万作近松徳叟作の《けいせい楊柳桜(やなぎさくら)》で,柳沢騒動に淀屋辰五郎の話を配している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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