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サイ

デジタル大辞泉の解説

さい【柴】[漢字項目]

人名用漢字] [音]サイ(漢) [訓]しば
〈サイ〉小さい雑木。しば。「柴門
〈しば〉「柴山小柴
[難読]柴垣(ふしがき)

しば【×柴】

山野に生える小さい雑木総称。また、それを折ってとするもの。そだ。しばき。

ふし【×柴】

しば。
「しながどる、や、猪名(ゐな)の―原」〈神楽・猪名野

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世界大百科事典 第2版の解説

しば【柴】

柴とは特定の樹種をさすのでなく,山野に生えているあまり大きくない雑木やその枝をいう。どこでも容易に入手でき,燃料とするほか,《万葉集》に〈阿須波(あすは)の神に木柴さし吾は斎(いは)はむ〉とうたわれているように,神をまつるのにも用いられる。昔話で,爺が山へ柴刈りに行ったと語られるのは,燃料とする柴のことである。最近では柴を燃料とすることはほとんどなくなったが,柴を根元のほうからかまどに入れると逆児ができるとか,貧乏するといわれた。

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大辞林 第三版の解説

しば【柴】

山野に自生する小さい雑木。また、薪や垣にするためにその枝を刈り取ったもの。そだ。しばき。 「 -刈り」 「住吉すみのえの出見の浜の-な刈りそね/万葉集 1274

しば【柴】

姓氏の一。

ふし【柴】

雑木。しば。 → 青柴垣あおふしがき

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

柴 (クヌギ)

学名:Quercus acutissima
植物。ブナ科の落葉高木,園芸植物,薬用植物

柴 (シバ・フシ)

植物。山野に自生する雑木または雑草の称

出典|日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について | 情報

世界大百科事典内のの言及

【山口祭】より

…平地の農民が山中に立ち入って狩猟,伐木その他山林の資源を採取するに際して,山林に立ち入る通路の入口で山の神を祭り,行動の安全と立入りの許可を祈願すること。山口にある大木や岩石を山の神の座にみたて,ここにを折ってさし,酒などを注いで祈ることは,現在でも伐木業に従う人々が行っている。狩人ももとは山口で柴を折って手向け,または頭を垂れて獲物があることを願った。…

※「柴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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