栂野彦八(読み)とがの ひこはち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栂野彦八」の解説

栂野彦八 とがの-ひこはち

1762-1807* 江戸時代中期-後期町年寄
宝暦12年生まれ。越中(富山県)婦負郡(ねいぐん)四方(よかた)町の人。寛政年間富山藩は魚市場制を実施し,魚の個人売買を禁止。漁民窮状をみかね,奉行に自由行商を嘆願するがききいれられず,文化3年12月19日奉行邸で切腹。45歳。のちに藩は奉行を免職し,行商は解禁された。名は孝昌。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む