日本歴史地名大系 「栖本町」の解説 栖本町すもとまち 熊本県:天草郡栖本町面積:三二・六六平方キロ上(かみ)島の南西部に位置する。東は倉岳(くらたけ)町、西は本渡(ほんど)市、北は有明(ありあけ)町、南は八代海に浮ぶ御所浦(ごしようら)町の島々と相対する。東端部には南北に断続して倉岳(六八二メートル)・矢筈(やはず)岳(六二六メートル)がそびえ、これらを水源とする支流を集めた栖本川(河内川)が近世以来の干拓平野部を流れ八代海に注ぐ。栖本の地名は河口に形成された洲の本に由来すると考えられ、「松浦家世伝」に「須本」とある。早くから往還の開けた土地柄で、現在国道二六六号と県道が交錯し交通網が整備されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by