御所浦(読み)ごしょうら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「御所浦」の意味・わかりやすい解説

御所浦
ごしょうら

熊本県南西部,天草市南東部の旧町域。天草諸島上島南方に浮かぶ御所浦島 (面積 12.36km2) を中心に,横浦島,牧島,竹島など 18の島からなる。 1963年町制施行。 2006年本渡市,牛深市,有明町,倉岳町,栖本町,新和町,五和町,天草町,河浦町の2市7町と合体して天草市となる。御所浦島の最高点は鳥ヶ峠 (442m) 。島の大部分は丘陵性山地で水が少ないが,近年九州本土から海底水道が通じた。段々畑でサツマイモ,ムギ,豆類のほか,ミカンやナツミカンなどを栽培する。御所浦港,嵐口港,横浦港は延縄,一本釣り,巻網などの沿岸漁業の基地。クルマエビ,ハマチなどの養殖も行なわれる。牧島ではアンモナイト化石が出土した。観光資源に富み,雲仙天草国立公園に属する。

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改訂新版 世界大百科事典 「御所浦」の意味・わかりやすい解説

御所浦 (ごしょうら)

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