(読み)セイ

デジタル大辞泉 「栖」の意味・読み・例文・類語

せい【栖】[漢字項目]

人名用漢字] [音]セイ(漢) [訓]す すむ
鳥の巣。「栖鴉せいあ
生物がすむ。「栖息幽栖
[補説]2は「」と通用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「栖」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 10画

(異体字)棲
人名用漢字 12画

[字音] セイ
[字訓] すむ・やどる

[字形] 形声
声符は西(せい)。〔説文〕十二上に「西は、鳥、上に在るなり。象形」とし、その鳥巣の形。樹上に巣のあることを栖という。棲はその形声の字。

[訓義]
1. すむ、とまる、やどる。
2. ねぐら、鳥の巣。
3. 栖栖はおちつかぬさま。

[古辞書の訓]
名義抄〕栖・棲 スミカ・スマシム・ヤドル・ス・トリノス・イヒ(ト)マ・イコフ・カスル語彙は棲字条参照。

[熟語]
栖巌栖憩栖遑栖鶻栖宿栖翔栖心・栖栖栖託・栖遅・栖

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル大辞泉プラス 「栖」の解説

古井由吉小説。1979年刊行。第12回日本文学大賞受賞。

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