幽棲(読み)ユウセイ

デジタル大辞泉 「幽棲」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せい〔イウ‐〕【幽×棲/幽×栖】

[名](スル)俗世間から離れてひっそりと暮らすこと。また、その住居

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精選版 日本国語大辞典 「幽棲」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せいイウ‥【幽棲・幽栖】

  1. 〘 名詞 〙 俗世の煩わしさを避けて、隠れ住むこと。また、そのすまい。かくれが。
    1. [初出の実例]「聞幽栖地、捫蘿試一瞻」(出典凌雲集(814)秋日於丈人山荘興飲探得簷字〈桑原腹赤〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐賓至詩〕

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普及版 字通 「幽棲」の読み・字形・画数・意味

【幽棲】ゆう(いう)せい

幽処。〔宋書、隠逸、宗炳伝〕南陽の宗炳・雁門の續之、竝びに操を植(た)てて幽棲し、巾(きんかつ)(粗衣無官)を悶(うれ)ふる無し。辟召(へきせう)を下し、禮を以て之れを屈せしむべし。

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