栗生 武右衛門(読み)クリュウ ブエモン

20世紀日本人名事典 「栗生 武右衛門」の解説

栗生 武右衛門
クリュウ ブエモン

明治〜昭和期の実業家 京浜電気鉄道社長。



生年
嘉永6年8月15日(1853年)

没年
昭和11(1936)年1月23日

出生地
紀伊国和歌山(和歌山県)

経歴
代々ろうそくと肥料の販売を家業とする家に生まれ、幼名は福之助。先代から家督を相続し武右衛門を襲名。上京して山栗商店を創業し、米穀仲買業を営む。東京精米取締役、東京株式取引所仲裁委員、東京商業会議所議員などを務め業界に貢献。また日露戦争の後、京浜電気鉄道社長に就任し当時経営難に陥った同社の再建に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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