栗谿神社(読み)くりたにじんじや

日本歴史地名大系 「栗谿神社」の解説

栗谿神社
くりたにじんじや

[現在地名]鳥取市栗谷町

龍峯りゆうほう寺の前の栗谷くりたに川に架かる小さな橋を渡って少し上った左(北西)側にあり、社殿石段を上った山の中腹に建てられている。祭神は須佐之男神。明治初年まで牛頭天王といい、社地を天王てんのう山と称する。旧村社。社伝では祭神須佐之男神は播磨国広峯ひろみね神社(現兵庫県姫路市)の分霊を勧請したものという(県神社誌)享保(一七一六―三六)大火で社殿・棟札・古記録をことごとく焼失しており、創建年代は不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android