栲衾(読み)タクブスマ

デジタル大辞泉 「栲衾」の意味・読み・例文・類語

たく‐ぶすま【××衾】

[名]コウゾなどの繊維から作った夜具
「むしぶすまにこやが下に―さやぐが下に」〈・上・歌謡
[枕]たくぶすまの色が白いところから、「しら」にかかる。
「―白山風しらやまかぜなへども」〈・三五〇九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「栲衾」の意味・読み・例文・類語

たく‐ぶすま【栲衾】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙(こうぞ)などの繊維から作った夜具。
    1. [初出の実例]「苧衾(むしぶすま)(にこ)やが下に 多久夫須麻(タクブスマ) さやぐが下に」(出典古事記(712)上・歌謡)
  2. [ 2 ] たくぶすまの色が白いところから、「白」と同音を含む地名白山(しらやま)」や「新羅(しらぎ)」へかかる。
    1. [初出の実例]「栲衾志羅紀(しらき)の三埼(みさき)を」(出典:出雲風土記(733)意宇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む