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根小屋城 ねごやじょう

日本の城がわかる事典の解説

ねごやじょう【根小屋城】

群馬県高崎市にあった戦国時代の山城(やまじろ)。甲斐の武田信玄により築城されたといわれている。烏川と鏑川の合流点付近の標高197mの山丘に築かれ、その峰続きには山名城(同市)があった。1563年(永禄6)、信玄は倉賀野城(同市)を攻めたが、防備が固いため、同城を見下ろす烏川対岸の山上に付け城の根小屋城を築いた。ここに信州出身の部将の望月甚八郎、伴野助十郎、仁科加賀守信盛らを入城させて包囲・持久戦を行い、1565年(永禄8)に、ついに倉賀野城を陥落させた。その後、根小屋城を北条氏や上杉氏の勢力圏との境目にある城として重視し、整備を行ったとも考えられている。信玄が根小屋城を築いたとする記録はないが、横堀、竪堀などの縄張りは、丸子城(静岡県静岡市)や岩櫃城(吾妻郡吾妻町)によく似ており、武田氏の城の特徴をよく残している。現在、城跡は山林などになっているが、隣接する山名城同様、曲輪(くるわ)、土塁、堀切、竪堀、横堀などの遺構が残っている。城跡のある山頂からは高崎市や藤岡市の市街を見渡すことができる。上信電鉄山名駅から徒歩約40分。関越自動車道高崎ICから車で約20分、上信越自動車道藤岡ICからは同約10分。

出典|講談社日本の城がわかる事典について | 情報

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