根岸吉太郎(読み)ネギシキチタロウ

デジタル大辞泉 「根岸吉太郎」の意味・読み・例文・類語

ねぎし‐きちたろう〔‐キチタラウ〕【根岸吉太郎】

[1950~ ]映画監督東京の生まれ。ポルノ作品を手がけたのち一般映画に転じる。代表作遠雷」「探偵物語」「雪に願うこと」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「根岸吉太郎」の解説

根岸吉太郎 ねぎし-きちたろう

1950- 昭和後期-平成時代の映画監督。
昭和25年8月24日生まれ。昭和49年日活に入社。53年「情事方程式」でデビュー,ロマンポルノ作品をおおく手がける。56年ATG作品「遠雷」でブルーリボン監督賞などを受賞。57年ディレクターズ・カンパニーに参加,「探偵物語」「永遠の1/2」などを発表。17年「雪に願うこと」で東京国際映画祭の最優秀作品賞「東京サクラグランプリ」・最優秀監督賞を受賞。19年「雪に願うこと」でキネマ旬報監督賞。21年「ヴィヨンの妻~桜桃タンポポ~」でモントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門最優秀監督賞。東京出身。早大卒。

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