根川六ヶ村(読み)ねがわろつかそん

日本歴史地名大系 「根川六ヶ村」の解説

根川六ヶ村
ねがわろつかそん

[現在地名]豊田市長興寺・平山町・秋葉町・竜宮町・金谷町・下林町・元宮町・下市場町・前田町・トヨタ町・丸山町・山之手町・明和町・前山町・平和町・今町・河合町・水源町

長興寺ちようこうじ金谷かなや下林しもばやし下市場しもいちば西山室にしやまむろいまの六ヵ村を総称していう。「七州城沿革小史」によると、東西四町四間・南北一〇町一〇間・周囲二八町・面積二〇町六反二畝一四歩の広さをもつ。同書では、金谷村を「築城ノ巨石塁々タルモノヽ如ク中条氏ニ佐久間氏ニ余語氏ニ熊谷氏ニ原氏ノ居城趾タリ是所謂挙母六城ナルモノトス城趾面積約千八百六十九坪位アリ」と紹介しており、金谷城を中心とした一帯は、「根川郷」ともよばれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android