根本資料(読み)こんぽんしりょう

精選版 日本国語大辞典 「根本資料」の意味・読み・例文・類語

こんぽん‐しりょう‥シレウ【根本資料・根本史料】

  1. 〘 名詞 〙 研究調査などのもととなる確実な材料。特に、歴史を検討するときの文書記録遺物などの類。
    1. [初出の実例]「私の蒐集の目的は、明治時代の政治の真相を語り、併せてまたその間の政治思想の発達を語る根本資料を取そろへて置かうといふ点にある」(出典:閑談の閑談(1933)〈吉野作造〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

伯仲国会

与野党の議席差が伯仲する国会をいう。本会議での単純過半数を得ていても,与党が安定多数を得ることができず,野党が多数を占める逆転委員会が生れるような国会を指す。伯仲国会では,逆転委員会で否決された議案が...

伯仲国会の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android